北助松駅の海側にある神社です。
神社の敷地には、東天紅鶏(とうてんこう)、小国鶏(しょうこくけい)という天然記念物に指定されている鶏(にわとり)がいます。
また、桜もきれいです。
御祭神
春日大神
- 武甕槌神(タケミカヅチノミコト)
- 経津主命(フツヌシノミコト)
- 天児屋根命(アメノコヤネノミコト)
- 比売神(ヒメガミ)
菅原道真公「天神さん」
境内社
- 戎神社
- 八幡神社
- 金比羅宮社
祭日
- 戎祭り 1月9日~10日
- 春祭り 4月10日
- 例祭(秋祭り) 10月体育の日の前日
由来
南海本線北助松駅前にある神社で、氏神さまとして親しまれている。創建されたのは、約千二百年前と推測されている。以後、寛喜年間に菅原道真公を合祀。吉野朝時代に和泉平野の合戦で、この神社の加護を得た武将の子孫が後に神殿を建造したといわれている。明治から昭和にかけては、有志による数々の努力で官有地の払い下げを受け、平成三年には玉垣の立て替え、平成十年には大鳥居の立て替え並びに境内の大改修工事を行い、平成十三年には菅原道真公千百年大祭奉祝行事として本殿・弊殿・拝殿の大改修工事を行い、現在にいたっている。
メモ
境内は興味をひくものが多く、大阪府下で最古といわれる「百度石」は元禄7年(1694年)のもの。天然記念物の鶏 「東天紅」、安産信仰の手水鉢、年中行事も人気があり、戎祭りには商売繁盛を祈願しに多くの方々が吉兆の授与に参拝され、春祭りには企業の安全操業祈願祭も合わせて行い野点等も行っています。例祭には助松町の地車が宮入します。
住所 〒595-0071
大阪府泉大津市助松町1丁目3番19号
電話 0725(22)4706
参考文献など
- 助松神社の方に教えて頂きました。
- 泉大津市教育委員会.おおつ物語第1集.泉大津市教育委員会,2005,P49
- 泉大津市教育委員会.おおつ物語第2集.泉大津市教育委員会,2021,P24-25
- 泉大津市教育委員会.泉大津の史跡と文化財.泉大津市教育委員会,1993,P29
- 泉大津市・泉大津市教育委員会・泉大津市制施行70周年記念写真集制作委員会.かわりゆくふるさと泉大津市の70年.泉大津市・泉大津市教育委員会・泉大津市制施行70周年記念写真集制作委員会,2013,P35
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