蟹塚(かにづか)と大津おどりについて、泉大津市では、江戸時代に新田開発(新しく土地を埋め立てて田んぼなどを作ること)した際に、多くのカニが出てきたためこれを退治しました。カニを哀れに思った泉大津の人達がカニを供養するために、つくったのが蟹塚と大津おどりと言われています。
蟹塚は現在、泉大津市の河原町の市営住宅内にあります。
あすとホールのホームページに大津おどりの由来や踊り方を載せてくださっています。
大津おどり・あびこ踊り | あすとホール
あすとホールの大津おどり・あびこ踊りのページです。あすとホールは、泉大津市にある生涯学習と地域のコミュニティーの創造を目指す総合コミュニケーション・スペースです。
地図
なお、近くには、絶滅危惧種にも指定されているハクセンシオマネキを大津川で見ることができます。オスのカニは片方のハサミだけ大きく、ハサミを振ることから、シオマネキと呼ばれています。以前は河口部に大きなごみがたくさんありましたが、地域の有志の方が継続的に清掃してくださったので、今はきれいになっています。行政も、階段をつけてくださいました。ありがとうございます。
ハクセンシオマネキは、夏前後の干潮時(ひきしおのとき)しか見ることはできません。冬場はずっと巣穴に入っていますので、ご注意ください。
参考文献など
- 泉大津市教育委員会.おおつ物語第1集.泉大津市教育委員会,2005,P21P33
- 地域の方に教えて頂きました。一緒に清掃もさせて頂きました。
- 和歌山大学岸和田サテライトの授業で古賀先生にハクセンシオマネキについて教えて頂きました。
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